ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

ddrescueで非AFTなHDDをAFTなHDDにクローニング

メイン作業に使用しているPCのメインHDDは2TB(Seagate ST32000542AS)なのだが、これの空き容量が少なくなってきたため、さらに大きなHDDへそっくりそのままクローニングを行った。

移行先のHDDはWestern Digital WD40EZRZ。4TBのもの。最近のものなので、当然AFT(Advanced Format Technology)なHDD。早い話、物理セクタサイズが4KB。

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ちなみにこの手の作業を行うときは、SystemRescueCDを使っている。

osdn.jp

取得したISOイメージを適当なDVDに焼いて、SystemRescueCDからシステム起動。で、クローン元の2TB HDD(Seagate ST32000542AS)とクローン先の4TB HDD(Western Digital WD40EZRZ)のセクタサイズをそれぞれ確認。物理セクタは当然異なるが、論理セクタサイズはいずれも512bytes。

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論理セクタサイズが同じなので、ddrescueで半ば強引にクローニング開始。2TBのクローニングに約6時間(苦笑)。

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で、クローン先のHDDからシステム起動。難なく立ち上がる。細かなことを言えば、パーティションの開始位置とか4KB境界に調整した方がいいのだろうけど、まあここまでは順調。

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あとは「ディスクの管理」でCドライブのパーティション(ボリューム)を拡張...と思っていたら、約2TB以上には拡張できず。

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もしやと思って調べてみたら、ブートセクタがMBR(Master Boot Record)。俗に言う2TBの壁に遭遇...orz

仕方ないので、おとなしくWindows 10をGPTで入れ直すことにした(泣)。

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