DELL SAS 6/iR AdapterにSeagate ST1000NM0023を組み込んでみた
業務でDELL PowerEdge R300を運用しているのだが、Seagate ST31000640SS×2本で組んでいたRAID1がdegradedに。まー、RAID1なので、片方お亡くなりになったのだが...orz
そんなこんなで、Seagate ST1000NM0023を2本調達。Amazon.co.jpで17,211円/本。SASなので割高もいいところ...
調達したHDDのうち1本をR300に組み込み、システム再起動。既存データを失うワケにはいかないので、RAID1を構成しているHDDのうち、障害が発生した1本を調達したHDDに交換し、RAIDコントローラで同期させることにした。
BIOSレベルで表示されるメッセージに従い、SAS Configuration Utilityへ。(確か)CTRL+Cでユーティリティへ入ることができる。
物理的には交換したHDDは実装されているが、RAID1用HDDとしては、まだ認識されていない状態。ここでManage Arrayを選択。
この時点で、元々実装されていたST31000640SSに加え、新たに実装したST1000NM0023が認識された。ホットスペアオプションはNoのままにしておいた。
Escで1階層戻って、Synchronize RAID1を選択。
既存データが入っているST31000640SSと同期させないといけないので、当然、Yを選択。
この時点で、2本のHDDのアクセスランプが激しく点滅。いかにも同期している雰囲気を醸し出す(苦笑)。
しばらく待っていると、Statusの同期率が変化していくのがわかる。ただ、ざっと見る限り、1TBの同期に7~8時間はかかりそうな感じだったけど。
あとは、SAS Topologyを見ると、どんな物理HDDでRAID Volumeが構成されているか確認できたり。
で、本当はRAIDの同期が完了するまで待ってた方がいいのかもしれないが、諸事情でConfiguration Utilityを終了し、reboot実行。
Volume (00:000) is currently in state RESYNCING のまま、無事にOS起動。何事もなくOS稼働させつつ、RAID Adapter側でRAIDを構成しているHDDの同期を取ってくれるようだ。
とりあえず半日くらい放置して、新旧HDD間でRAID1の同期が取れたら、もう1本のST31000640SSも、新たにST1000NM0023に換装する予定。
正直なところ、もうSASなHDDもRAIDも扱いたくない(分散共有ストレージあたりに移行したい)のだが、レガシーなシステムも当面維持せねばならない事情があり。まだ当面はこの手のデバイスを扱わないといけないようだ...orz
【8月19日追記】
RAID1を構成していた(壊れていないはずの)HDDからのデータ同期に失敗...。HDD1本とはいえVirtual Diskは維持されているので、OSは上がってくるのだが、何やらイヤな感じ。