バルセロナ(スペイン)でOrangeのプリペイドSIMを購入してみた(2017年7月版)
出張でスペイン・バルセロナで滞在したのだが、現地通信手段確保のため購入したmovistarプリペイドSIMの残高がなくなったので、今度はOrangeで購入してみた、というお話。movistarのSIMをTop Up(チャージ)すれば?ってのはさておき。
ちなみに、movistarでの購入の顛末はこちらをどうぞ。
また、2016年にvodafoneで購入したときの顛末はこちら。
さて、日曜は閉まっていたOrangeストアも平日は開店していたので、こちらへ入店。
場所はこちら。
受付の方に「プリペイドSIMほしい」と聞くと、3GBで20.00EURと、12GBで35.00EURだ、と言われる。さすがに12GBも使い切れないので、3GB分使えるらしいプランを購入したいと伝えると、手続き担当者のデスクへ案内される。担当者も普通に英語を話してくれたので、難なくSIMを購入。
お支払いはカードで。20.00EUR。
パッケージから取り出したSIMカードはこんな感じ。言うまでもなく3-in-1タイプ。
裏面には電話番号とPIN(数字4桁)、PUK(数字8桁)が記載されていた。
ちなみに、SIMカードが納められていたパッケージ裏面には英語での案内があった。回線をアクティベーションした時か、最後にtop upした時から12ヶ月は回線が維持されるようだ。
そんなこんなで、入手したSIMをSony Xperia X Compact F5321に実装。当然SIMロックフリー。
電源を入れると(SIMの)PIN入力が求められる。なお、3回間違うとSIM自体がロックされるので慎重に。なお、3回間違えてもPUKコードを使ってロック解除は可能らしい。
端末が立ち上がるとSMSが着信。無事開通したようだ。
なお、movistarの時と同様に、OrangeもプリセットのAPNが設定された。ちなみに、OrangeのAPN(Access Point Name)設定情報はこんな感じ。
- APN : orangeworld
- ユーザー名 : orange
- パスワード : orange
なお、バンドもちゃんとLTEを掴んでいるようで何も問題なし。
残高(balance)確認のためのUSSDコードを実行してみる。コードは*111#。普通に電話する要領で*111#を発信すればよい。
帰ってきた結果がこちら。残高5.05EURって20ユーロ支払ったのだけど(苦笑)。こういうこともあるなら、最低額のプランで契約して、top upした方がいいのかも...。
それはさておき、さらに番号でコマンドを実行できるようだ。ちなみに選択肢はこんな感じの意味らしい。
- Detail balance
- Refill card
- Advance balance
- Call me
で、とりあえず仕事で使っている050plusも問題なく接続可能だった。
【2017年7月5日追記】
Orange.esでプリペイドSIMを購入したのは、実はGo Europeというヨーロッパ域内でのローミングを試すためでもあった。スペインに限らず、日本からの直行便がない国に行く場合は、ヒースロー、シャルルドゴール、スキポールなどを経由せねばならず、空港乗り継ぎ時のネット接続環境の確保に苦労してた事情もあった。空港のWi-FIも実は使い物にならない場合が多いし....。
で、Go Europeについて調べていたら、何やらこのローミングオプションは廃止されたとのこと。正確には、EU域内でのローミング料金が撤廃されたらしく。それも、Orangeに限った話ではなく、EU域内のキャリアで回線を調達すれば、基本的にローミング料金なしで、データ通信も含めたローミングが可能になったようだ。
詳しくは、こちらのサイトを参考にどうぞ。
ということで、乗り継ぎのためヒースローに到着。
着陸後、フライトモードを切ってしばらくすると、EEというキャリアの電波を掴んだ。どうやらOrange UKが絡んでいる携帯キャリアらしい。きちんとLTEバンドを掴んでいるようだ。
おもむろにデータローミングをONにすると、普通にデータ通信も可能になった。
ローミングなので、APN設定はもちろんOrangeのまま。
試しにUSSDコード「*111#」を発行してみたら、普通に残高も確認できた。
至れり尽くせりだなぁ(苦笑)。ただ、イギリスがEUを脱退した後、イギリスでのローミングがどうなるかは分からないけど。
バルセロナ(スペイン)でmovistarのプリペイドSIMを購入してみた(2017年7月版)
出張でスペイン・バルセロナに滞在したのだが、現地通信手段確保のためプリペイドSIMを購入...しようと思ったら、vodafoneはお休み。
そして、orangeもお休み...。
日曜は店が閉まっていることが多いとは聞いていたけど、ここまで見事に休業とは(苦笑)。そして、滞在地周辺を彷徨うこと見つけたのがこちら。
場所はこちら。
入口右を見てみると、どうやらmovistarのお店らしい。
vodafoneとorangeのプリペイドプランについては多少調べていたのだが、movistarにはどんなプランが存在するか全く分からず。しかし、背に腹は代えられないので、受付らしいスタッフの方に「旅行者向けのプリペイドSIMある?」ってな感じで聞くと、これ持って待っとけ、と言われるw
5分くらい待つと対応スタッフらしき女性に「treinta y uno!」と呼ばれたらしいけど、もちろん分からない。そのスタッフがこちらを見たので、この番号札を見せると「こちらに座って(意訳)」と案内される。
で、「主な目的はデータ通信でプリペイドSIMが欲しい」と告げると、1GBで10.00EURだ、と言われる。「通話も可能か?」と聞くと、何やらスペイン語らしき言葉が発せられる。「申し訳ないが、英語で喋ってもらえない?」と言うと、露骨にイヤな顔をされ、別のスタッフを連れてきた。
で、やってきた別のスタッフに、再度「データ通信のプリペイドSIMが欲しい」と聞くと、今度は1GBで10.00EUR、1.5GBで15.00EURと新たなプランが出てきた(苦笑)。ちなみに通話は出来ないと言う。とりあえず1GBのデータ通信が出来ればいいか、と判断して、1GBのデータ通信用プリペイドSIMを買うことに。
英語の流暢な店員さんのサポートはここまで。再び元の店員さんに交代。で、パスポート提示を求められ何やら登録した後、今度は「ガッシュ?」と言い始めた。は?と思いながら怪訝な表情を作ると、「ガッシュ?クレジットカード?」と言われる。ああ「キャッシュ」ね、とようやく理解し、クレジットカードでお支払い。
この段階で担当スタッフも、こちらもだいぶ険悪な雰囲気になっていたのだが、とりあえず決済を済ませ、とっとと退店。そんな経緯で入手したSIMがこちら(苦笑)。典型的な3-in-1のSIM。
裏面はこんな感じ。PIN(数字4桁)、PUK(数字8桁)はコイン等で削ると見ることができる。
そんなこんなで、入手したSIMをSony Xperia X Compact F5321に実装。当然SIMロックフリー。
以前、スペインでvodafoneのSIMを購入したときもそうだったが、電源を入れると(SIMの)PIN入力が求められる。なお、3回間違うとSIM自体がロックされるので慎重に(苦笑)。
ちなみに、前回vodafoneを購入したときの顛末はこちら。
で、無事端末が起動すると、立て続けにSMSが着信した。まあ、回線は開通したらしい。
着信したSMSを見ていると、どうやらTarifa#1なるプランだったようだ。1GBのデータ通信が30日間利用できるみたい。ちなみに、Tarifa#2というプランは、2GBのデータ通信が30日間利用可能。ここで、英語が流暢な店員さんも、割と適当だったことが発覚。
一応、電話番号も通知されていた。
なお、SIMを実装するだけで、プリセットのAPNが設定された。
プリセットのAPN(Access Point Name)設定情報はこんな感じ。
movistarの場合、どうやら2種類のAPNが存在するようだ。1つは上記にプリセットされていた「telefonica.es」。こちらのAPNはこんな感じ。
- APN : telefonica.es
- ユーザー名 : telefonica
- パスワード : telefonica
もう一つが「movistar.es」。このAPNはこんな感じ。
- APN : movistar.es
- ユーザー名 : movistar
- パスワード : movistar
いずれのAPNでも、問題なくデータ通信が可能。なお、バンドもちゃんとLTEを掴んでいるようで何も問題なし。
とりあえず、仕事で使っている050plusも問題なく接続可能。
ちなみに、滞在先ホテルのWi-Fiは(今回も)使い物にならなかったので、現地SIM入手は必須、かつ最優先事項だった...。
【2017年7月3日追記】
残高(balance)確認のためのUSSDコードは*133# のようだ。これを電話アプリで発信する。
すると、こんな感じで残高が表示される。
さらに使い続けていると、当然のようになくなった(苦笑)。
祝!一周年...らしい
と、まあ、かようなメールを頂く。このブログをはてなブログに移設して、はや1年経過するのか、と思ったのだけど、実は前ブログ(gooブログを使用していた)は、2006年4月から書き綴っていたりする。まあ、ほとんど駄文なのだが。
まあ、基本的に自分に対する備忘録代わりに運用を始めた本ブログなのだが、ブログを移設する決定打となったのは、やはり使いやすさ。
gooブログは長い歴史の中で操作性が硬直していたことも否めない感じだった。画像1つアップロードするとしても、数ステップ経ないといけないとか。その点、後発(というか再設計)のはてなブログはやはり洗練されていて、「ブログを書く」ことに集中できた。
自らもサービスの構築・運用に携わることが多いのだけど、サービスのスクラップアンドビルドって大変だけど続けないと顧客の信頼を失うのよね...と、改めて再認識させられた次第。
エンジンオイル補充(DBA-KGC10)
やはりエンジンオイルの消耗が激しいKGC10へオイル補充。今回もCastrol GTX DC-TURBO 10W-30を1.0L補充。
補充時の走行距離はこんな感じ。
前回からの走行距離は約1,700km。なお、前回オイル補充の顛末はこちら。
という備忘録。
旧サイト閉鎖、そして、さようならgooブログ
2006年4月からgooブログで運用してきた旧サイト。ここ最近は次のお知らせだけ残して細々と運営を継続してきたが、いよいよ閉鎖することに。
そうと決まれば、粛々とgooブログの退会手続き。
ま、難なくブログ退会処理が完了。
そのまま流れで goo IDも削除。
これで名実ともにgoo.co.jpのサービスからは離脱。長い間、お世話になりました。ちなみにgooのサービスは、検索エンジンから始まったのね。それも、ちょうど20年前。
この時に、画期的なアルゴリズムを考案していれば、世の中変わっていたかもしれないな、と思った次第(苦笑)。
ドコモmicroSIMをnanoSIMに変更してガラケーに実装してみた
タイトル通りの話だが、そんなに大層な話ではない(苦笑)。実はFOMA契約を未だに1回線維持していたりする。で、それを実装しているのがこちら、ドコモP-01H。
ちなみに、回線契約を変更したときの顛末はこちら。
今更だが、2016年末をメドにiモード携帯も出荷終了したようだ。
ドコモからのお知らせ : ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について | お知らせ | NTTドコモ
それはさておき、この回線のSIMをmicroSIM(miniUIM)からnanoSIM(nanoUIM)に変更。この前までSIMカードがピンク色だなと思っていたら、バージョン変わって水色になったみたい。
ちなみに左がこれまで実装されていたmicroSIM、右がnanoSIMにmicroSIMアダプタをつけたもの。今知ったのだが、SIMの4番ピンと8番ピンは使用されておらず、将来のための予約だったのね。
で、アダプタ装着のnanoSIMをガラケーに実装。
まあ、何事もなく認識されたようで。
で、ふと気がついたのだが、数字8桁で構成されるPINロック解除コード(PUK - Personal Unblocking Key)が、申込み内容の控え書類に記載されていた。この手の控え書類はすぐに無くしてしまうので、海外SIMなどのように台紙に記載してほしいところ。
ちなみに、これまで使っていたmicroSIMのPUKは公開されていない。PIN入力間違いでSIMカードがロックされた場合は、ショップなどでPUKを教えてもらわないといけなかったのだろう。
ちなみに、SIMサイズを変更するだけで、ドコモUIMカード発行手数料2,000円+税が必要。これも海外キャリアなどのように、3-in-1なSIMにしてくれていれば(そもそも)不要なのにな、と思ったりした。
で、余談。SIMサイズ変更のためにショップへ出向き、初期対応の店員さんにSIMサイズを変更したい旨伝えて、しばし時間待ち。このとき、同じ店員さんがアンケートを持ってきた。アンケート内容を見てみると、携帯電話回線とは関係ないアンケート項目ばかり。例えば、家族構成とか固定電話回線の契約に関することとか。
アンケートを依頼してきた店員さんに「携帯電話に関係ないアンケート項目ばかりですよね?」と問いかけても、キョトンとした顔で「でも、アンケートお願いしているんです」の一点張り。アンケート内容によって、ドコモ光などのセット割引契約を勧められるのがまるわかりだったので、最後は丁重にお断り(苦笑)。というか、SIMサイズ変更手続きで来てること分かってるだろうに、そんなことには関係なくアンケート依頼するのね、と思ってみたりした。
Penn Station(ペンシルバニア駅)からJFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港までLIRR(ロングアイランドレイルロード)で移動してみた(2017年6月版)
仕事でニューヨーク・マンハッタンへ出張した復路で、ペンシルバニア駅(Penn Station)からJFK国際空港までロングアイランドレイルロード(LIRR)で移動したときの備忘録。ざっくりとした移動経路は次の通り。
- ペンシルバニア駅からLIRRでジャマイカ駅まで移動
- ジャマイカ駅でAirTrainに乗り換え
- AirTrainで目的のターミナルに到着すれば下車、到着
ちなみに、往路(JFK国際空港からPenn Stationまで)はこちらをどうぞ。
ペンシルバニア駅地下からLIRRコンコースへ
ペンシルバニア駅にはLIRRだけではなく、アムトラックNJトランジット、NYC地下鉄などが乗り入れるターミナル。LIRRのプラットホームやコンコースは地下に存在するので、まずは階段などで地下へ。
地下道には適切に行き先案内が表示されているので、それに従いLIRRコンコースへ向かう。
他にもコンコースへの通路があるだろうけど、とりあえずこんな感じの通路を通ってLIRRのコンコースへ到達。
で、すぐに巨大な電光掲示板と駅員が並ぶ窓口を見つけることができる。
券売機でチケット購入
窓口で乗車券を購入してもよかったのだが、今回はあちこちに設置されている券売機でチケットを購入することにした。
タッチパネルになっているので、選択していくだけ。今回は片道(One Way)チケットを選択。
Penn Station発のチケットなので、Penn Station to Another Stationを選択。
下車駅のファーストレターを選択。今回はジャマイカ駅なので「J」を選択。
すると、Jamaicaが表示されるのでこれを選択。
出発/到着の時間帯により、PeakとOff Peakチケットがある。今回はOff Peakを選択。
チケット枚数を指定して、Press to CONTINUEを選択。
追加でMetroCardも購入するか聞かれるけど、既に持っていたのでNoneを選択。
運賃は7.50USD。支払い方法(Cash, Debit, Credit Card)を聞かれたので、今回はクレジットカードで支払ってみた。
この画像では見切れているけど、タッチパネルの右側にクレジットカードの挿入口がある。日本の券売機のように自動で吸い込んではくれないので、クレジットカードを挿入口に差し込んで、自分で引き抜く(笑)。
で、住所地の郵便番号(ZIP code)の入力を求められる。日本のものを入れてもエラーになるだけなので、とりあえず10001と入力してOKを押せば無事に通る(苦笑)。
問題なく決済できれば、チケットが発行される。
Track(プラットホーム)を探して乗車
列車の行き先と発車時間、プラットホームを示す電光掲示板があるので、これで自分が乗車する列車とプラットホームを確認してホームへ移動。なお、Trackというのがプラットホームのこと。ちなみにプラットホームは発車10分前くらいにならないと表示されない。
なお、路線図を確認すると、ペンシルバニア駅(Penn Station)発の列車は、Port Washington行き以外はすべてJamaicaを経由するようだ。
Trackへの通路入口にも停車駅らしきものが表示されているので、併せて確認するとより確実。あとは入線している列車に乗車。
LIRRジャマイカ駅からAirTrainへ
ペンシルバニア駅を発車して、20分少々でジャマイカ駅へ到着。
行き先表示に従って、AirTrain乗り場へ向かう。適宜、大きくサインが出ているので、それに従えばまず迷うことはない。
この入り口の先に、AirTrainプラットホームへつながる自動改札機がある。
AirTrainプラットホームへ行くためには、MetroCard改札を通る必要がある。このためには、5.00USD以上の残高があるメトロカードが必要。もちろん、改札手前にメトロカード券売機が設置されているが、可能ならマンハッタンのNYC地下鉄の駅で残高が5.00USD以上になるよう、チャージしておくと無難かも。
AirTrainでターミナルへ
AirTrainへの改札を抜ければ、ほどなくAirTrainのプラットホームに到達できる。
路線図を見る限り、とにかくジャマイカ駅発のAirTrainに乗れば、各ターミナルを巡回してくれる。
ということで、入線してきたAirTrainに乗車し、目的のターミナルへ。
今回は、ペンシルバニア駅から約1時間くらいで目的のターミナルまで到着しました、というお話。
ニューヨークでT-Mobile Tourist Planを購入し使ってみた(2017年6月版)
タイトル通り、ニューヨーク、アメリカ合衆国でT-Mobileツーリストプランを購入し、使ってみたという話。
実は、事前に調達していたZIP SIMがアクティベート出来ず、急遽近くのT-Mobile storeで購入。ZIP SIMのアクティベーションが出来なかった顛末はこちらをどうぞ。
さて、今回の滞在先は幸いにも大都市だったため、徒歩圏内にT-Mobileのショップが多数存在している状況だった。で、今回行ったのはこちら。
店員さんに「T-MobileツーリストSIM欲しいんですけど」と訊くと、出てきたのがこれ。普通のSIMキット(苦笑)。まあ、契約だけの話だし。
裏面はこんな感じ。
購入時点では、USD30.00+税の合計USD32.66。これで、21日間で2GBデータ通信(4G LTE)と1000分の国内通話が可能。サービス内容の詳細はこちらをどうぞ。
https://prepaid-phones.t-mobile.com/prepaid-international-tourist-plan
ちなみに、購入時にパスポート提示を求められることもなかった。
購入代金の決済後、店員さんに「アクティベート必要?」と聞くと「SIM挿せばいいだけだ」と言われたので、それを信じることに。何かあれば、再度ショップに駆け込めばいい話なので(苦笑)。
そんなこんなで、スマートフォンにSIMを挿入して電源投入。ちなみに、今回使用した端末はSONY Xperia X Compact F5321。当然、SIMロックフリー。
SIMを実装して電源を入れると、即座にLTEが使用可能な状態に。
程なく、SMSが着信。
プリセットされていたのか、こんな感じのAPNが自動設定された。ちなみに、APNはfast.t-mobile.com。ユーザー名、パスワードなどは無し。
バンドもちゃんとLTEを掴んでいるようで、何も問題なし。
なお、仕事で日本に連絡するときは050plusを使っているのだが、こちらを使っての発呼が出来ず。SIPが切られているのか、端末側の問題なのかは不明。
まあ、テザリングで別のスマートフォンをぶら下げて、そちらから発信すれば問題なく発信できたのだけど(苦笑)。
【2017年6月7日追記】
帰国後、同一端末で050plusのテストコールを実行してみたら、問題なくテストコールが実現できた。ということで、T-Mobile Tourist Planで050plusが使用できない原因は、T-Mobile側の制限であることがほぼ確定。そりゃ、国際電話をIPでやられたら収入源が減るので、わからないでもない。
SIPのINVITEのみ制御されているとすれば、テザリング配下の端末からの発呼も制限されることになるだろうし、どうやって制限しているのだろう。
JFK(ジョン・F・ケネディ)国際空港からマンハッタンまでLIRR(ロングアイランドレイルロード)で移動してみた(2017年6月版)
仕事でニューヨーク・マンハッタンへ出張したとき、JFK国際空港からペンシルバニア駅(Penn Station)までロングアイランドレイルロード(LIRR)で移動したときの備忘録。
以前、同じ経路を移動したときにバス(NYC Airporter)を使ったことがあるのだが、渋滞にはまり約2時間バス車中に缶詰にされた忌まわしい記憶があるので、可能なら軌道系での移動が好ましいということで。
今回、JFK国際空港へのフライトは日本航空を使ったため、到着ターミナルはターミナル1となった。ANAの方は、おそらくターミナル7になるのだろう。これを踏まえて、大雑把な経路は次の通り。
- AirTrainで、ターミナル1からジャマイカ駅(終点)まで移動
- ジャマイカ駅でLIRRへ乗り換え
- ペンシルバニア駅(Penn Station)行きLIRRに乗り、終点で下車、到着
となる。
AirTrainとは
JFK国際空港のターミナル間移動と、他の路線(LIRR、NYC Subway)との接続のために運行されている。ターミナル間(ターミナル8から若い番号のターミナルへ)を循環しているAirline Terminals Trainと、Jamaica Station Train(ジャマイカ駅行き)、Howard Beach Train(ハワードビーチ駅行き)の3系統が運行されている。なお、ターミナル間の移動であれば無料、ジャマイカ駅もしくはハワードビーチ駅でLIRRなど他の路線に乗り換える時に、AirTrainの運賃を支払うシステムになっている。
AirTrainの路線はこんな感じ。LIRRとNYC SubwayのE、J、Z系統との接続にはジャマイカ駅、NYC SubwayのA系統との接続にはハワードビーチ駅を利用する。
ターミナル1でAirTrainに乗車しジャマイカ駅へ
飛行機を降りてターミナル1内で入国審査を受け、入国後、AirTrain駅へ移動。AirTrain駅へは出発ロビーからエスカレーター等でさらに上の階へ移動すると、連絡通路を見つけることができる。出発ロビーから上を見上げて、こんな星条旗が見えれば、それが目印になるかも(AirTrainへの連絡通路から星条旗越しに出発ロビーを撮影)。
駐車場とAirTrainへの連絡通路はこんな感じ。ここを通って、AirTrainの駅へ。
Track(ホーム)には行き先が適宜表示されるので、Jamaica Station行きに乗車。今回は、Airline Terminals Trainでターミナル8に移動し、向かいのホームに到着したJamaica Station行きに乗り換えた。
ジャマイカ駅でのLIRRへ乗り換え
AirTrainのジャマイカ駅に到着すると、案内に従ってLIRRやNYC Subwayとの改札へ。この通路しか出口がないので、すぐに分かるはず(笑)。
通路を抜けるとすぐにこのような改札が見える。この改札を通るために、5.00USD分チャージされたメトロカードが必要。ここで右方向を見ると、メトロカード券売機を見つけることができる。
これがメトロカード券売機。現金もしくはクレジットカードでの支払いが可能。
スクリーンをタッチすると、言語選択ページに。券売機によっては日本語も表示してくれるけど、少々難解な日本語だったりする(苦笑)。
ということでメトロカードを購入。ちなみに、メトロカードの発行手数料に1.00USD取られる(笑)。これで先の改札を通過可能。ちなみにここで購入したメトロカードは、NYC Subwayでも使用できる。
LIRRジャマイカ駅へ
AirTrainの改札を抜け、案内に従って移動すると、1分もかからずLIRRジャマイカ駅のコンコースへ到着。
ちなみに、Penn StationとJamaica間の路線図はこんな感じ。ほとんどの列車はPenn Stationへ向かうと思っていいのだろう。
先ほどのサインの下にインフォメーションボードがある。下段右のスクリーンにペンシルバニア駅行きのTrack(ホーム)と発車時間などの案内が表示される。この左奥にLIRRの券売機がある。
LIRRの券売機はこんな感じ。支払いは現金とクレジットカードが利用可能。なお、LIRRにはメトロカードで乗車できない。つまり、メトロカードは使えない。
なお、乗車券の種類はこんな感じ。
ちなみに土日の場合、ジャマイカ駅-ペンシルバニア駅間はCity Ticketが利用可能。City Ticketの場合、片道4.25USDで移動できる。
って、今回はCity Ticketで移動できたのに、通常の片道(One Way)乗車券を購入。Off Peakの時間帯だったので、7.50USDをお支払い。
LIRRへ乗車しペンシルバニア駅へ
インフォメーションでペンシルバニア駅行き列車を確認し、ホームに入ってきた列車に乗車。発車後、ほどなくして車掌が検札に回ってくる。検札後、チケットは回収される。
20分ほど揺られていると、地下のペンシルバニア駅に到着。
JFKのターミナル1から約1時間くらいでペンシルバニア駅に到着しました、というお話。
ZIP SIMのアクティベーションを試みたらトラブルが発生した(2017年6月版)
数日前に購入していたZIP SIM。USエリアに上陸したのでアクティベーションしようとしたら、すんなり開通せず難儀したという話。
ちなみに、SIM本体は今回もAmazonから購入。2,480円。
ZIP SIM 通話+SMS+データ通信500MB、7日間 アメリカ用プリペイドSIM (※旧名称 READY SIM 2016年4月より商品名・パッケージが変更となりました)
- 出版社/メーカー: ZIP SIM
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
参考までに、以前のアクティベーションの顛末はこちら。
SIMカード表面はこんな感じ。3-in-1なので、SIMサイズを気にする必要もなく。
裏面はこんな感じ。この左下に記載されている19桁のSIM ID(SIM自体にも記載されている)が、今回は重要な役割を果たした。やはりパッケージの保持は重要。
スマートフォンにSIMを挿入して電源投入。ちなみに、今回使用した端末はSONY Xperia X Compact F5321。当然、SIMロックフリー。
ちなみに、パッケージ添付の説明書記述はこんな感じ。やはり、ZIPコードを入力する必要はなくなったようだ。
で、説明書通り端末の電源を投入。立ち上がってきたら、プレインストールされているこちらのAPNを掴んだ。
まあ、T-MobileのMVNOだし、と思いながら新しいAPNを作成。APNにwholesaleを設定、ユーザー名、パスワードなどは未設定に。で、APNを保存。
で、新たなAPNを選択し一応再起動。すると、今度はこんなメッセージが。
表示されたメッセージをタップすると、T-MobileのWebサイトに飛ばされ...
does not workと言われたので、一応、hereをクリックすると、プラン変更も出来ないと言われ...。
また通信事業者を(端末が)きちんと選べてないの?と思い、利用可能なネットワークを確認すると、こんな感じ。
ZIP SIM(LTE)を選択すると、しばらく登録を試みて...
「接続できません」と言われる状態に...orz
当然、何度か端末を再起動したり、APN作り直したり、利用可能なネットワークを選択しなおしたりしてみたが、状況は一向に改善せず。
仕方がないので、説明書に記載されていたサポートページへ、SIM Activation issueを連絡。ここで必要だったのがSIMカード裏面に記載のSIM ID。というか、このSIM IDの回線が開通できないという連絡なので。あと、連絡用のメールアカウントも必要。
5分くらいすると、サポートページ経由でヘルプデスクから連絡用メールアカウント宛に返信が届いた。
さらに20~30分くらいすると、再度ヘルプデスクから「SIM挿してみて」的な連絡が届いたので、再度SIMを実装、電源投入。今度は無事アクティベートされた。
回線も、無事LTEを掴んでやっと開通。
空港に着いて、端末の電源入れて、APN設定したらすぐオンラインだ!と思っていたら何のことはない、結局ホテルにチェックインして連絡用メールアカウントが使える状態にならないと、ZIP SIMがアクティベーション出来なかったという...orz
Amazon(マーケットプレイス)から購入するということは、輸入業者の在庫を購入することになるワケで、在庫の捌け具合によっては、熟成の進んだSIMを掴むことになるのかな、とも思ってみたり(笑)。日本でSIMを調達しておく目的は、先にも書いたとおり、空港についてすぐオンライン状態になることにある。こういうトラブルを考えると、送料に10ドルかかったとしても、ZIP SIMのオンラインショップから直接購入した方がいいのかな、と思ってみたりした。
ちなみに、ZIP SIMのサイトはこちら。
【2017年6月4日追記】
トラブル解消後、さくさくと端末使っていたら再びメッセージ表示。
メッセージをタップすると「データ使い切ったよ」というお知らせでした。最近、500MBなんてあっという間だなぁ...orz
【2017年6月8日追記】
トラブルも解決し、データ通信料も使い切ってやれやれと思っていたら、ヘルプデスクから連絡が。
何かと思ったら、まだトラブルチケットが生きていたみたい。まあ、24時間経って連絡無ければクローズするらしいけど、とりあえず「問題解決したからありがとう」的な返信を送っておいた。