ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Ubuntu Server 12.04 LTS(3)

ってことで,Ethernetインタフェイス名の付番問題への対処.

ここではEthernetインタフェイスの物理的配置と,インタフェイス名(ethX)がバラバラになるって話を扱う.
これを,インタフェイスの物理配置と,ethXの並びを出来るだけ直感的に揃えたいというのが目的.

ちなみに,HP ProLiant ML110 G7はマザーボード上にIntel 82574L GbE Controllerが2ポート実装されている.
今回はこれにIntel Gigabit ET Quad Port Server Adapter(E1G44ET)を増設したため,GbEが都合6ポート.

Ubuntuインストール時には,こんな感じで各ポートが認識されていた.


そうなると,当然OS起動後もこうなるワケでw


調べてみると,/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesにデバイスとインタフェイス名のマッピングが記述されているようで.

ファイル中の「NAME="ethX"」を,都合のよいように書き換えてやればよいみたい.

で,書き換えてrebootした後,ifconfigでインタフェイス名を確認すると,とりあえずこんな感じに.


一応目的は達成したのだが,よくよく追いかけてみると,カーネルが認識するインタフェイス名を,/sbin/udevdがルールに従ってrenameしているだけっぽいw


Ethernet以外でも,何かのインタフェイスをPCI-Expressとかに増設したら,カーネルが認識するethXのインタフェイス名が変わったりして・・・orz
ま,とりあえず対処方法は見つかったけど,ほんとに対処方法.スマートじゃないというか何というか・・・

やればやるほど,やっぱりBSDがいいと再認識するのは何故だろうw

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