ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Linux KVM with libvirt on Ubuntu Server 12.04 LTS(1)

ってことで,Ubuntu ServerでKVMとlibvirt関連の設定.

ここまでの経緯は,
Ubuntu Server 12.04 LTS(1)
Ubuntu Server 12.04 LTS(2)
Ubuntu Server 12.04 LTS(3)
を参照されたし.

とは言っても,実はOSインストール時,下記パッケージを導入しているので・・・


既にkernel moduleにKVMは組み込まれ,libvirtdも起動しているw


あとは,前回同様,libvirtdグループと(必要ないかも知れないが)kvmグループに,メンテナとなるユーザ(この例ではhoge)を追加.
sudo adduser hoge libvirtd
sudo adduser hoge kvm


で,これも以前構築したVirtual Machine Managerを導入したホストから,今回構築したKVMホストへ接続.


無事認識されましたよ,と.


ちなみに今回,virt-managerを動作させるホスト上でSSH認証用のRSA鍵を作成し,公開鍵をKVMホストへ配置した.
具体的には,virt-managerホスト上で,

hoge$ ssh-keygen -t rsa -P ""
# ええ,パスフレーズなしです(苦笑)

で次のファイル(公開鍵,秘密鍵)が生成される.

~hoge/.ssh/id_rsa
~hoge/.ssh/id_rsa.pub


生成された公開鍵id_rsa.pubをKVMホストの~hoge/.ssh/authorized_keysとして配置.
これで,virt-manager側からKVMホストへ公開鍵認証にてSSHログインできる.
# このへんは,単なるSSH公開鍵認証の話w

で,副次的な作用として,virt-managerから(例えば)qemu+ssh://hoge@kvmsv1/system
接続するときも,パスワードを入力せずともvirt-manager管理下に入れることができるw

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