ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

バルセロナ(スペイン)でmovistarのプリペイドSIMを購入してみた(2017年7月版)

出張でスペイン・バルセロナに滞在したのだが、現地通信手段確保のためプリペイドSIMを購入...しようと思ったら、vodafoneはお休み。

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そして、orangeもお休み...。

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日曜は店が閉まっていることが多いとは聞いていたけど、ここまで見事に休業とは(苦笑)。そして、滞在地周辺を彷徨うこと見つけたのがこちら。

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場所はこちら。

入口右を見てみると、どうやらmovistarのお店らしい。

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vodafoneとorangeのプリペイドプランについては多少調べていたのだが、movistarにはどんなプランが存在するか全く分からず。しかし、背に腹は代えられないので、受付らしいスタッフの方に「旅行者向けのプリペイドSIMある?」ってな感じで聞くと、これ持って待っとけ、と言われるw

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5分くらい待つと対応スタッフらしき女性に「treinta y uno!」と呼ばれたらしいけど、もちろん分からない。そのスタッフがこちらを見たので、この番号札を見せると「こちらに座って(意訳)」と案内される。

で、「主な目的はデータ通信でプリペイドSIMが欲しい」と告げると、1GBで10.00EURだ、と言われる。「通話も可能か?」と聞くと、何やらスペイン語らしき言葉が発せられる。「申し訳ないが、英語で喋ってもらえない?」と言うと、露骨にイヤな顔をされ、別のスタッフを連れてきた。

で、やってきた別のスタッフに、再度「データ通信のプリペイドSIMが欲しい」と聞くと、今度は1GBで10.00EUR、1.5GBで15.00EURと新たなプランが出てきた(苦笑)。ちなみに通話は出来ないと言う。とりあえず1GBのデータ通信が出来ればいいか、と判断して、1GBのデータ通信用プリペイドSIMを買うことに。

英語の流暢な店員さんのサポートはここまで。再び元の店員さんに交代。で、パスポート提示を求められ何やら登録した後、今度は「ガッシュ?」と言い始めた。は?と思いながら怪訝な表情を作ると、「ガッシュ?クレジットカード?」と言われる。ああ「キャッシュ」ね、とようやく理解し、クレジットカードでお支払い。

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この段階で担当スタッフも、こちらもだいぶ険悪な雰囲気になっていたのだが、とりあえず決済を済ませ、とっとと退店。そんな経緯で入手したSIMがこちら(苦笑)。典型的な3-in-1のSIM。

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裏面はこんな感じ。PIN(数字4桁)、PUK(数字8桁)はコイン等で削ると見ることができる。

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そんなこんなで、入手したSIMをSony Xperia X Compact F5321に実装。当然SIMロックフリー。

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以前、スペインでvodafoneのSIMを購入したときもそうだったが、電源を入れると(SIMの)PIN入力が求められる。なお、3回間違うとSIM自体がロックされるので慎重に(苦笑)。

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ちなみに、前回vodafoneを購入したときの顛末はこちら。

www.silvernetworks.jp

で、無事端末が起動すると、立て続けにSMSが着信した。まあ、回線は開通したらしい。

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着信したSMSを見ていると、どうやらTarifa#1なるプランだったようだ。1GBのデータ通信が30日間利用できるみたい。ちなみに、Tarifa#2というプランは、2GBのデータ通信が30日間利用可能。ここで、英語が流暢な店員さんも、割と適当だったことが発覚。

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一応、電話番号も通知されていた。

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なお、SIMを実装するだけで、プリセットのAPNが設定された。

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プリセットのAPN(Access Point Name)設定情報はこんな感じ。

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movistarの場合、どうやら2種類のAPNが存在するようだ。1つは上記にプリセットされていた「telefonica.es」。こちらのAPNはこんな感じ。

  • APN : telefonica.es
  • ユーザー名 : telefonica
  • パスワード : telefonica

もう一つが「movistar.es」。このAPNはこんな感じ。

  • APN : movistar.es
  • ユーザー名 : movistar
  • パスワード : movistar

いずれのAPNでも、問題なくデータ通信が可能。なお、バンドもちゃんとLTEを掴んでいるようで何も問題なし。

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とりあえず、仕事で使っている050plusも問題なく接続可能。

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ちなみに、滞在先ホテルのWi-Fiは(今回も)使い物にならなかったので、現地SIM入手は必須、かつ最優先事項だった...。

【2017年7月3日追記】

残高(balance)確認のためのUSSDコードは*133# のようだ。これを電話アプリで発信する。

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すると、こんな感じで残高が表示される。

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さらに使い続けていると、当然のようになくなった(苦笑)。

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