シンガポール・チャンギ国際空港でez-linkカードを購入して、使って、払戻ししてみた(2017年9月版)
シンガポールに滞在する機会があり、チャンギ国際空港でez-linkカードを購入した後、使用して、再びチャンギ国際空港で払い戻しした、という話。
ちなみに、以前シンガポールに来たときはSingapore Tourist Passを購入。そのときの顛末はこちら。
ez-linkカードの購入
到着したのはTerminal 1。MRT(Mass Rapid Transit)でシンガポール中心部へ移動するため、まずはMRTのChangi Airport駅へ。駅はTerminal 2とTerminal 3の間にある。なお、駅自体はT2からでもT3からでもアクセス可能。
今回はT3側のPassenger Service窓口へ。ez-linkカードは、こちらで購入できる。
カード表面は、おそらく時期等によって変わるのだろうか、今回はこんな感じ。
カード裏面はこんな感じ。16桁のカード番号が刻印されている。
で、窓口での販売価格は12.00SGD。内訳はチャージ金額(Card Value)7.00SGDとカード代金5.00SGD。カード代金はSUICA等のようなデポジット(保証金)ではなくカード代金。NON-REFUNDABLEと書かれているように、この5.00SGDは返金されない。
ちなみにカード自体に有効期限があるらしい。このカードは2023年7月20日まで。これは残高に関係なく、ez-linkカード自体の有効期限のようだ。
ez-linkカードで改札を通るためには、日本と同じく、ez-linkカードを改札機のICカードリーダにタッチすればよい。
ez-linkカードへのチャージ(Add Value)
ez-linkカードへのチャージは券売機で可能。まずは、ez-linkカードをタッチパネル上にあるICカードリーダに置く。
カードリーダにez-linkカードを置いた時点で、現在のCard Valueが表示されるとともに、選択可能なオプションが表示される。チャージするためにはAdd Valueを選択。なお、Check Cardでこれまでの使用履歴が表示される。Activate EZ-ReloadはAuto Top-Up(オートチャージ)の設定らしい。
次にチャージ方法を選択。現金とクレジットカード、それにNETSと呼ばれるデビットカード(らしい)決済が選択可能。今回はクレジットカード決済を選択した。
次にチャージ金額を選択。
あとは、指示に従ってクレジットカードを挿入。
PINを入力後、緑色のボタンを押すと、
チャージ終了。決済関係の操作はアニメーションで表示されるため、非常にわかりやすい。
なお、チャージ(Top-Up)専用の端末も設置されていた。
なお、Top-Up専用端末での決済は、現金かNETSでのチャージしかできないようだ。
ez-linkカード残高の払い戻し
チャンギ国際空港に戻ってきて、ez-linkカードの残高払い戻しを行った。ez-linkカード購入時と同様、払い戻しもPassenger Service窓口で可能。「Please refund the card value.」など、払戻しを依頼すれば、残高を現金で払い戻ししてもらえる。なお、払い戻し後、ez-linkカードは戻ってこなかった。
なお、ez-linkで乗車した場合のMRT運賃は思っているより安い。参考までにチャンギ国際空港(CGA)からCity Hall(CTH)までの運賃は1.69SGDだった。
ez-linkカードのICカード規格
ICカードおたく以外にはどうでもいい情報だが、ez-linkカードは、ISO 14443 Type B基盤だった。