ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

FreeBSDでLACP(とVRRP)

最近飲み食い続きだったので、ちょっと硬めのネタ(笑)。

FreeBSDでLACP(IEEE 802.3ad Link Aggregation Control Protocol)を動かすには、
laggインタフェイスを定義してやればよいらしい。
どうやら6.3-STABLEか7.0-RELEASE以降みたいだけど。
# 詳細はman 4 laggで(笑)。

fecオプションでCisco EtherChannelもサポートするらしい。
ただ、PAgP(Port Aggregation Protocol)で複数リンク繋げばOKってのはまだ無理っぽい。

ちなみに、NetBSD 4.0でもagr(4)でLACPしゃべるようだ。

ちなみに、VRRP(Virtual Router Redundancy Protocol[RFC3768])はfreevrrpd
ってのを使うと実装できるっぽい。ports一発だそうだ。
# ちなみにVRRPは、Ciscoが開発したHSRP(Hot Standby Routing Protocol)が源流。
# VRRPと互換性はないが、VRRPの方が標準化されている。

これ使えば、ultramonkeyなんか使わなくても仮想IPでサーバ冗長化できそう。
サーバが提供する中身は適当なツールで同期取っておけばいいし。

ハードウエアの信頼性とASICによるアクセラレーティングさえ考えなければ、
PCベースで結構なこと出来そう(苦笑)。
# あと、手間と時間もかかるけど・・・。

スポンサーリンク