ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

読了

日の出とともに出勤w


で,出勤途中で朝食を摂取.


会議を(結果的に)すっぽかして,昼食.

いやいや,きれいさっぱり忘れてました(苦笑).

そして,諸々仕事片付けたあとに,読了.

購入日を調べてみたら,だいたい2ヶ月くらいで読み終えたことになる.

論旨にまとめるなんてできないけど,ポイントは・・・

・革新技術(文中では「破壊的技術」)をビジネス的に成長させるためには,持続的技術を収益源とする既存組織と分けなきゃだめ.
・破壊的技術を育てるには,小さく始めて,試行錯誤を繰り返しながら成長させる.
・(既存顧客を対象として)市場調査した結果を,破壊的技術に適用してはならない.
 # 破壊的技術の市場なんて(最初は)存在しないのだから.
・存在しない市場(=破壊的技術の市場)は分析できない.

ってな感じ.もっとざっとまとめると,

「破壊的技術が成功するかどうかなんて,誰も分からないんだから,小さく始めて(投入する金銭的リソースも抑えて)初期段階は学習の機会とする.で,軌道修正しながら成長させていけばいい」

って感じ.

新しいことに取り組む(取り入れる)時も(恐らく)同様.
大規模な委員会やら,複雑な組織やら,作った時点で恐らく負け.
まずはtry and errorを繰り返しつつ,フィードバックをかけることが大事.

無論,技術も制度も組織も,放っておくと澱んでくる.だから変化させることは重要.
しかし,気をつけないといけないのは,その適用プロセス.
「小さく産んで,大きく育てる」とでも言えばいいのか.

ま,でも,偉い人ほど形から入ってしまうのが世の常.
しかし,「組織の能力は無能力の決定的要因になる」らしいw

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