ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS beta2(3)

ってことで,Sheepdogの続き.

とりあえずcollie cluster format --copies=3って感じで,きれいさっぱり初期化.クラスタ再作成.
で,2つのvdi(vdi01とvdi02)を作ってみた.vdiの命名を変更したのは単なる趣味w

仮想マシン(VM)と仮想マシンが使うディスクイメージ(vdi)を明示的に分けたかったので.

で,virt-manager経由でkvmsv1にvm01作成.大雑把にはこんな流れ.
仮想マシン名(例:vm01)と作成先(例:kvmsv01)を指定.


インストールメディア(となるisoイメージ)を指定.


VMに割り当てるメモリ容量とCPUコア数を指定.


VM用ストレージを「作成」.


最後の確認と,ネットワーク接続先(この例だとbr0).

で,VM用ストレージはとりあえずkvmsv1:/var/lib/libvirt/images/vm01.imgとなる.
実際,そのパスにファイルvm01.imgが作成される.

この後,Finishを押すと実際にvm01が起動し,インストールメディアとして指定したisoイメージからインストーラが起動する.
・・・が,別にインストールを完了させなくてもよいw
# どうせkvmsv1:/var/lib/libvirt/images/vm01.imgは削除するのでw

ここまでの作業で,とりあえずvirt-managerにvm01が作成された.


で,おもむろにvirshで作業w

kvmsv1:/etc/libvirt/qemu/vm01.xmlが編集される.
つまり,このXMLファイルが仮想マシン自体の定義なのねw
というか,これ(vm01.xml)を自動生成するためにvirt-managerからvm01を作成したようなものw

で,disk定義をkvmsv1のローカルイメージから・・・


Sheepdogに作成したvdiへ書き換えw


で,インストール用のisoイメージを指定してvm01起動.


このまま普通にインストールして,普通にbootできたw
ただ,OS導入するのに通常のSATA-HDDに比べ,体感的に3〜4倍の時間がかかったように思う.
もう少しディスク入出力をチューニングしないといけないかもw

あとは,ライブマイグレーションと,可用性の検証あたりかw

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