ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS beta2(5)

ってことで,Sheepdogの続き.

とりあえず,稼働しているvm01をシャットダウン.


で,SheepdogクラスタとVDIはこんな感じ.


で,Sheepdogクラスタを構成しているKVMホスト(kvmsv1〜kvmsv4)をすべてreboot(苦笑).
想定してるのは,メンテナンスでクラスタを構成している全KVMホストを落としたとか,電源供給も止まって強制シャットダウンされたなどの状態w

で,kvmsv1〜kvmsv4が再起動して,corosyncも起動して,Sheepdogも起動しての状態がこれ.
corosyncでは一応クラスタ構成されていることがわかる.


でも,ストレージとしては・・・orz


クラスタを構成する一部のホストがトラブル起こしたとか,メンテナンスのためシャットダウンした等であれば,新しく構成したKVMホストを起動し,既存クラスタに組み入れれば,自動的に分散データが配置され,分散ストレージとして機能する.

しかし,クラスタ全体が機能不全に陥った場合,分散されているVDI自体が失われる(ように見える).
# つまり,運用している全仮想サーバが吹っ飛ぶ(苦笑).
Sheepdog内のVDIを事前にexport/importできれば,最悪バックアップされたVDIをimportすればいいのだろうけど,
緊急時は得てして(直近の)バックアップデータなどないw

結論として,Sheepdogを実運用に投入するには,もう少し熟成や知見の蓄積を待った方がよさそうだ.

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