ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

VM install on Sheepdog Distributed Storage(1)

以前もやったのだが,Sheepdog VDI(Virtual Disk Image)をストレージに使ったVM作成.

VMをインストールするクラスタ構成はこんな感じ.


で,ここまでの経緯は以下の通り.
Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS(1)
Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS(2)
Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS(3)
Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS(4)

で,まず分散ストレージをフォーマットw

クラスタ構成やら,ノード情報は上記の通り.

今回は,

(1) virt-managerでVM作成(VM定義XML,仮想ディスクイメージ)
(2) ゲストOSをローカルの仮想ディスクイメージ(VDI)へインストール
(3) ゲストOS導入済みVDIを分散ストレージへコンバート
(4) VM定義XML更新(分散ストレージVDIを参照)

というインストール方法を採る.
分散ストレージ上のVDIへ直接OSをインストールしたら,めちゃくちゃ書き込みが遅かったので(泣).
# ま,当たり前といえば,当たり前だがw

ということで,まずは適当なKVMホスト(ここではkvmsv1)のローカルディスクにVMを構成する.

kvmsv1:/var/lib/libvirt/images配下に,ゲストOSインストール用のisoイメージを配置.
# 別にネットワークインストールでも,CD/DVDメディアからでもOKだけどw


あとは,VM作成ウィザードに従って,作業を進めるw
まず,仮想マシン名(VM名)を設定.


インストールメディアを指定.


VMに割り当てるメモリ容量とか,CPUのコア数とか.


作成するディスクイメージサイズを指定.


で,VMのネットワークインタフェイスは,KVMホストに事前作成したブリッジ(br0)へ接続しておくw


で,Finish押すと,指定したisoイメージからインストーラが起動.あとはしみじみゲストOS導入w


で,とりあえずKVMホストのローカルストレージに作成されたディスクイメージからゲストOSが起動した.


ちなみに,インストールしたKVMホスト(kvmsv1)のローカルストレージに,
VMのディスクイメージ(vm01.img)が作成された.


ここまでは,一般的なKVM+libvirtdな仮想マシン作成と同一手順のはずw
これで,

(1) virt-managerでVM作成(VM定義XML,仮想ディスクイメージ)
(2) ゲストOSをローカルの仮想ディスクイメージ(VDI)へインストール

まで完了w

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