ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

続・リムーバブルHDDケース

以前の記事にも書いた、SATA用リムーバブルHDDケースを早速増設。
こんな感じになった。


開けるとこんな感じ。


ってな感じで増設は終了したが、何がうれしいのか考えてみた。

一般的にはこんなことができるだろう。
 ・SATA0:システム、SATA1:データという運用で、システムアップグレードが簡単
 ・SATA0:運用ストレージ、SATA1:バックアップストレージという運用で、バックアップも簡単
 ・SATA0、SATA1でRAID1運用(ミラーリング)により、HDD故障に対する高可用性を確保
  (でも、現用環境ならソフトウエアRAIDだけど)

上記運用に加えて、以下のことも実現できるだろう。
 ・(CD/DVDから起動したOSにて)SATA0、SATA1間でのディスククローニング
 ・(CD/DVDから起動したOSにて)SATA0およびSATA1の解析
 ・SATA0から起動したOSにて、SATA1-HDDの解析
これにより、コンピュータフォレンジックのための解析環境構築も容易になりそうだ。

ちなみにWindows上で動くツールで、SATA<=>USB-HDD間のクローニングもできる
だろうけど、ここで想定しているのはlow levelでのクローニング。
ならば、SATA<=>SATAじゃないとダメかなぁ、と。

なので、フォレンジックを行うためには以下の流れとなる。
1)トラブルPCからHDDを取り出し、SATA1へ実装。
2)CD/DVDからOSを立ち上げ、SATA0、SATA1間でクローニング
3)クローニングにより生成された複製HDDを解析、原因究明

ああ、なんて幸せ。
しかし(フォレンジックに関しては)この準備が無駄骨になることを
祈らずにはいられない(泣)。

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