ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

自分を評価するのは、自分ではない。

残念ながら、真実だと思う。

とある学生さんと接していて、彼の自己中心なイイワケと、あまりの諦めの早さに
少々立腹しつつ、しかし冷静に考えてみた。

今回の事案では、彼があと少し頑張りを見せてくれれば出すモノを出せた。
しかし、彼は自分で下した「できない」という自身の評価から抜け出ることは出来ず、
結局、成果提出を諦めるという選択肢を選んだ。
つまり、自分で自分の評価に線引きをしてしまった。

残念ながら、自分を評価するのは自分ではない。

もちろん、人がどう思おうと我が道を進むことに反対はしない。
反骨心を原動力としてでも、自らの能力を向上させるべく研鑽を積めば、
それは結局自分の評価を押し上げることにつながる。
望むと望まざるに関わらず、イヤでも人が評価してくれるだろう。

そういう努力を続け、成果がついてきても評価されなければ、それは評価側の力不足。
自らを正当評価してくれる(と思われる)場所を見つけ、さっさと移ってしまえばいい(笑)。

しかし、早々に諦めてしまうのは論外。
得たいモノに見合うだけの努力をせず、成果だけ得ようなんて都合のいい話は
そうそう通らないということを認識すべき。

振り返れば、自分についても同じことが言える。
文句を言う前に、(結果として)評価側を認めさせるだけの努力をしているか、
自分の有り様をもう一度見つめ直してみたい。

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