ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

家電量販店の底力

とあるイベント用部材調達のため、見積もりを取ってみた。

今回は某家電量販店(北関東家電販売御三家の一つ)の法人営業部にも見積もり依頼
したのだが、今まで取引のあった他店に比べ、最大で(税込)約25%も安い。
他のモノも総じてお安く価格提示。PC系専門店をも圧倒する価格。
そして、扱い可能な商品も(当然ながら)多い。
# JANコードが付与されていない製品は厳しいのかもしれないが・・・。
そして、思っていたより対応も丁寧。
# 法人販売だからか?

店舗単体での売り上げも大きいと思うので、そもそも仕切りが違うのだろうなぁ。
そりゃ、値引きしても利益上がるし、中小規模店では敵わへんな、と。

既に周辺地域の(自営)電器店は、これら大型店の下請け化されつつあるようだし、
実際、知り合いの電気工事業者さんから聞いた話では、「下請けのエアコン取り付け
工事だけでひと月仕事が埋まる」こともあるらしい。
# 気候にも影響されるだろうが・・・。

これだけ値段が違えば、一般消費者と(下手すれば)法人も大型量販店からの購買を
中心に検討することは明白。そして地元資本にはそれに対抗できる体力はない。
地元資本で生き残るのは、地方自治体と密着している企業、店舗のみかも。
# 地方自治体は地域振興の名の下、地元企業からの購買を優先する。

そうなると、ヨドバシ、ビッグカメラなど都市型量販店が出店されていない地方市場では、
郊外型家電量販店(特にYKK)の寡占化が進むなぁ、と。
そうなると、都市部を除く全国的な家電流通業界は、YKKを3トップとした階層構造が
出来上がるなぁ、と。

結局、新たな系列の誕生だな。既にそうなりつつあるのかもしれないが・・・。

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