ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

電磁シールド設置(泣)

某工事に関連して、敷地内に防護壁が設置されたのは数日前。
すると、数日前から某建物に無線LANの電波が届かなくなったらしく。
連絡は受けていたのだが、やっと時間ができたので現場に行ってみた。

そびえ立つ防護壁。高さ3mくらい。美観を考えて塗装されてる。
もちろん金属(たぶん鉄)製(泣)。


裏から見るとこんな感じ。こちらは単純に防錆処理されてるダケ。


それが、こんな感じで建物を取り巻いていたりする(泣)。


その上、電波が欲しい方向のみ、ご丁寧に高くなっていたりする(泣)。


当然ながらノートPC持って行って接続できるか否か確認したのだが、全然ダメ。
もちろん多少は拾うのだが、通信が確立できるまでの電界強度までは到達しない。
見事に防護壁が電磁シールドの役割を果たしている(苦笑)。

ちなみにここ、有効な地中配管がなく以前は無線ブリッジで収容していた建物。
その親局を設置していた建物が今回改築されることで、無線ブリッジ接続をやめ、
建物内端末を直接(他用途で展開されている)無線APへ収容することで乗り切っていた。

つまり、他の建物に設置されるAPからの漏洩電波を拾っていたワケで、この時点でも
かなり綱渡り運用だったのだが、今回の電磁シールド設置でこれさえも拾えなくなり
(ネットワーク的)陸の孤島状態に。

そう昔の建物でもないハズなのだが、埋設管がないのは致命的。
# 誰やねん、設備設計したの・・・(泣)。
仕方ないので、再び他の建物から無線ブリッジ接続か・・・(泣)。

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