ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

8月30日

※注)本記事は,投票締め切り後に公開しました.

実は,なんとなく待っていました.それは,これ.

今回は個人的にも「政権選択選挙」だと考えていた.
たった一票が大勢(たいせい)に影響を与える訳ではないが,
自らの意思表示をする大切な機会であることは間違いない.

政権交代のために投票するのではなく,意思表示の結果として
(場合により)交代が起こる.それは目的ではなく,結果だ.

私自身,保守でも革新でもなく,明確な支持政党があるワケではない.
俗に言う「無党派層」だと考えている.

政策を客観的に見れば,どちらを選んでもバラマキ的性質を含んでいるのは否めない.
政権が変わったとしても,恐らく1年も経てば実現できない公約も見えてくるだろう.
バラ色の話ばかりで負担がない,そんな旨い話があるはずがない.

果実を得るためには代償を伴う.
例えば努力なしに単位だけ得ようとしても,それは虫のいい話だ.
(金銭的意味だけではない)代償を支払うからこそ,成果を得ることが出来る.

最終的に自分の身は自分で守らなければ,誰も守ってくれない.
そんなことも,分かり切った話だと思う.

しかし,この2〜3年,意思表示の機会が得られなかったのは事実.
現内閣も(個人的には)選挙管理内閣と思っていたのだが,気がつけば
ほぼ1年が経過してしまった.
その間,自分の明確な意思表示ができないまま,今日に至ったと思う.

人間なので,既得権益を守りたい気持ちも理解はできる.
しかし既得権益にしがみつき,全体の利益を考えなくなってしまったら,
それは個人(もしくは団体)のエゴでしかない.

そして展開されたのが,諸々のネガティブキャンペーン.

例えば,こんなのとか・・・


こんなのw


最後の最後に,こんなの見せられると,逆効果なんじゃないかと.
そこまで追い詰められたのが正直なところだろうけど.

一方も,なんだかイメージ戦略だけで高揚感を煽るだけなのだが・・・


そして投票締め切り前後,一斉に選挙特番が始まり,出口調査の結果を
公表している.現野党第一党の圧倒的勝利(の出口調査結果)だそうだ.

正確な大勢判明は深夜だろうけど,1党での単独過半数獲得は確実だろうし,
下手すりゃ単独で圧倒的多数の議席数獲得も可能な情勢だ.

政権交代を果たすであろう新与党に,多少なりとも期待するとともに,
次の意思表示のために,今後彼らが何を為すのか,その動向を注視していきたい.

また,願わくば新与党には,適宜節目での「意思表示」の機会を与えてもらいたい.
新与党は今回の勝利に驕るのではなく,大局的な見地に立った政策を着実に
実施してほしいと願う.
議席数に頼り,政権維持にのみ固執すれば,現政権と同じ結末を迎えると思う.

あ,ちなみにちゃんと投票してきましたよ(苦笑).
# これで自分が投票してなかったら,お笑いだよねw

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