ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

「高速」USBメモリでOS起動

以前調達していたUSBメモリ.当時,容量の割に値段が
最安だったので調達しただけなのだが.


型番とJANコードはこんな感じ.


で,こやつにFreeBSD 8.1-STABLE (amd64)をインストール.

インストールはなんとか終わったのだが,USBメモリから
起動すると,こんな結果に.


カーネルはbootするんだけど,ROOT MOUNT ERROR:って感じで
ルートパーティションがマウントできない.
もちろん,手動でufs:/dev/da0s1aとか指定してやると,
マウントするのだが,そんなのやってられないし.

なんか,root mountを試みた後(試行中?)に,da0
認識されているっぽい.とどのつまり認識されるのが「遅い」のか?w

で,似たような事例を探してみると,下記のブログで報告されている.

▽ FreeBSD RELENG_8 で USB 機器からブートする。- かけまわる子犬。
http://www.running-dog.net/2010/08/freebsd_releng_8_usb.html

で,どうやら,

kern.cam.boot_delay=10000

って設定を,/boot/loader.confへ書けばOK・・・らしい.
delay入れて,待ちを長くするんですねw

で,実はCDからインストール中も,ちょっと気になることが.
インストール先デバイス(USBメモリ)への書き込みが,異様に遅いw
ま,やっぱり,いろんな意味で「遅い」USBメモリなのね,と.
# 認識されるのが遅いのと,I/Oが遅いのは当然意味が違うけどw

実は,本運用のOS起動用ストレージとしてUSBメモリを検討していて,
それも複数台パラレルで動かす予定なので,ケチのついたUSBメモリを
使うのはイヤだなぁ,と.

何より,OSインストール後に,/boot/loader.confへの設定が必須に
なってしまうし・・・
保険(回避策)としてのノウハウは必要だが,それが必須になるのは
本運用へ適用するにはちょっとなぁ,という感じでして.

そんなこんなで,入出力が速いと謳われている製品を探すことに.

で,いろんな評判も参考にしながら,調達したのがこれ.税込み3,540円ナリ.


型番とJANコードはこんな感じ.


ま,外観も薄くて,いい感じ.


で,SATA HDD並,とはいかないまでも,それなりの時間でOSインストール完了.
しかし,明らかに先のUSBメモリよりは速い.体感的には1/3くらいの時間で
インストール終了w

で,USBメモリからboot up.そのまま何事も無かったようにumass0
da0も認識され,ufs:/dev/da0s1aがroot mountされた.


当面これで環境作っていけるかな,と.

でも,今回調達したモノが「高速」というワケではなく,単に以前調達したものが
「低速」だったというダケなのではないかという疑問もあったりw

ちなみに,USBメモリのことを英語では「USB stick」という言い方もあるらしい.
英語文献を漁るときの参考までw

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