ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Open vSwitch and Trema-edge (1)

Open vSwitch 2.0.1とTrema-edge 0.1.0をいじってみた,っていう備忘録.
書籍を参考に,こんなソースを書いて,trema run hoge.rbでコントローラ実行.

Open vSwitchにovs-vsctlでコントローラ情報を設定したけど,つながらずw

ログ見てみるとConnection refusedに...
Trema-edgeで実装したコントローラのLISTENポート見てみると,TCP:6653で待ってるしw

再度,Open vSwitchにovs-vsctlでコントローラ情報を設定したけど,やはりつながらずw

今度は,Protocol errorらしい.

調べてみると,Open vSwitch 2.0のデフォルトはOpenFlow 1.0,
Trema-edgeは,OpenFlow 1.3がデフォルト.
故にnegotiation failed...とな.

ということで,Open vSwitchにOpenFlow 1.3をしゃべらせることに.

無事,コントローラ側でOpenFlowスイッチ(Open vSwitch)のDatapath IDを取得.

ちなみに,Open vSwitchのDatapath IDは,作成したブリッジのMACアドレスが設定されるのね.

ovs-vsctlコマンドでも,Datapath IDが確認できましたよ,と.

【2017年9月21日追記】

 コメントを頂いたので,これら一連の実験を行っていた時に参照していた文献を追記.実際には,これの改訂前のものを参照してたのだけど,この分野は古い文献を当たってもあまりうれしいことがないので.

[増補改訂版]クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門 (Software Design plus)

[増補改訂版]クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門 (Software Design plus)

 

 

スポンサーリンク