人間・社会データ構造化シンポジウム
前日入りして、朝からこちらの一橋講堂でのシンポジウムに参加。
今日、参加したのはかようなシンポジウム。誤解を恐れず言うなら、如何なるソースから、どんなソーシャルデータが取得できるか、というシンポジウム。
特に興味を持ったのがこちら。Wi-Fi位置情報を活用できればいいな、というプレゼン。
自治体などが運営する公衆Wi-Fiから、どんなMACアドレスを持っている端末が接続してきたか、という情報が(申請により)公開できれば、それを元に移動がトラッキングできる、って話。ここでのポイントは、何らかのCaptive Portalにログインした利用者を対象とするのではなく、Access Pointに接続されたデバイスのMACアドレスを対象として、トラッキングできるという点。
言わば、携帯キャリアにおける、基地局に接続した時点でそのセル内に当該端末が存在してますよ的な情報が取れるよね、という話。
もちろん、MACアドレスを生データで出すのではなく、何らかの一意なデータに匿名化されるのだろうけど、匿名化されたデータでもまずは公開・取得が可能なら、いろんな解析が可能なはず。まあ、利便性と機密情報保護は紙一重なのだけど...。
そんな話を聞きながら、シンポジウムが終わって撤収。
最終便で帰投しました、という話。