ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

さようならUltra2・・・



仕事場のSun Ultra2 model 200をいよいよ帳簿上廃棄。約10年のご活躍。
(本当はF型番でS-7/300Uというイケてない名前だが・・・)

実際は数年前に第一線からは退役してたのだが、資産登録上の理由で廃棄できず
そのまま放置されていた。CPUは確かUltraSPARC 200MHz(!)だった。

初めてUNIX系OSと戯れたのは前の会社にFACOM SX/Gなる端末が初めてだったような。
メニューをいじってると「コマンド」だか「シェル」だかの項目があり、それを
クリックすると、(恐らく)shが立ち上がって、なんとなく'ls /'とかして残業中に
遊んでた記憶が・・・
今調べてみると、SX/GはSystem V系だったんですねぇ。ただ、ほんとにカーネルと
/bin, /sbinのコマンドくらいしか入ってなかったので、System Vをコアに使った
専用端末って感じでした。

それから今の職場に移り、本格的にUNIXと戯れたのがSun SS2に入ってたSunOS 4.x系。
そしてSS5に乗り換えてもSunOS使ってました。
もちろんこれらは既に廃棄されてしまったが、よく勉強させて頂きました。
この背景があり、今でもBSD系じゃないとしっくりこないのですが(苦笑)。

そして、とある導入の際にいっしょに導入したUltra2。
SunOS 4.xはhyperSPARCまでしかサポートしない、という当時のSunの方針で、
嫌々Solarisに慣らされたのが、こいつ(苦笑)。
ただし早かったです、当時は。X11のコンパイルとか2〜3時間で終わってたし。
※訂正:過去の記録を紐解くと、X11R6.3のコンパイルで40分でした。優秀(苦笑)。

しかし、あるときPentium ProあたりからIntel PCにBSD入れたモノに負けるように
なってきて、いつしかバックアップ機に。
そして、気がつけば仕事で使うサーバ群もすべてIntel PCに(苦笑)。
ここ数年は火を入れられることもなく、余生を送っておりました。

廃棄手続き後は(本当に)いつでも廃棄できるよう、倉庫で眠ってもらうことに
なるのでしょう(苦笑)。感謝と今までの労いの意味を込めて「おつかれさん」。

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