ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

説教くさい?

昨日は主宰するゼミの親睦会(という名前の飲み会)でした。

少し早めに大学を出て、駅前のTULLY'Sでアイスラテ片手に原稿を書きつつ時間を潰した後、
現地集合以外の学生たちを引き連れ、とある飲み屋へ到着。

そして現地集合組の学生たちと合流したらびっくり、既に飲み物頼んで酒盛り始めてけつかる(怒)。
(彼らにとっては)飲み会初経験とはいえ、世間知らずにも程がある。いきなりダメ出し開始(苦笑)。
おまけにそこに含まれていた幹事の片割れを見つけて、「おまえが止めんかいっ」とさらにダメ出し(泣)。
そうこうしているうちに特別参加のH先生、T先生が到着。気を取り直して乾杯、飲み会開始。

ひとしきり飲み食いし、落ち着いてきたところで個別呼び出し開始。
「○○、ちょっとこい!」で先生テーブルに呼び出される学生たち。どう考えてもノリは体育会系(苦笑)。
それを横目で楽しまれているご様子のH先生。だって、それしかできないんだもん(笑)。

まずは公務員志望組。公務員経験者のT先生からありがたい話を頂戴。
正直この分野は専門外、僕自身も「へぇ〜」の連続。やっぱり経験者は話の重みが違う。
続いて幹事たちを呼び出し、労いとダメ出し。まあでも初めてにしては上出来。
引き続きゼミ長、副ゼミ長を呼び出し、労いとダメ出し。彼らにはもう少し仕事させよう(苦笑)。
残りもグループごとに呼び出し、労いとダメ出し。うーん、なんかダメ出しばっかり(苦笑)。

そんな間にも無くなる料理。所詮3,000円飲み放題コースの料理に食い盛りの20才な連中相手では、
そりゃもちません(苦笑)。あとはサービス提供のフライドポテト片手に飲む飲む。

そうなると当然出てくる倒れるヤツ。仕方がないのでトイレに連れて行って吐き方教える(苦笑)。
まあ、そうやって飲み方を覚えてきた我々、この程度はお手のモノ。
きっと彼らもそうやって飲み方覚えていくんだろう。

「新人類」と言われた我々。学生時代は(ファースト)ガンダムに親しみ、岡田有希子ファンだった
友達を慰め、新田恵利と河合その子のどちらが歌が上手いかで飲み明かした我々の世代。
就職後の新人時代、接待の席で場の空気を考えずWinkを熱唱し、顧客そっちのけで先に酔いつぶれた日々。
そう、我ら昭和生まれ(笑)。

2〜3才で平成を迎え、シャアの妹がセイラという事実を知らない彼ら。ウルフルズの「ガッツだぜ」を知らない彼ら(笑)。
我々から見れば、彼らはニュータイプ(笑)。

同じゼミでありながら学生間の連絡をすべて携帯メールで済ませる彼らですが、
人間関係の希薄さも少しは和らいだのかな、と。
以前H先生も言ってたように、とにかく連れ出して無理矢理にでも会話させる(する)ことが
重要なんだな、と今さらながら学習。
こういう事を続けることで、少しずつ距離感が縮まっていくのだろう。

実は自分自身、大学の先生だなんて思ってなくて、本当は「先生」と呼ばれる事に
抵抗があったりする。(立場上、そういう呼称を甘受してるけど・・・)
所詮エンジニアだし、自分のやりたいコトをやりやすい環境を求めたら、結果的に
今の立場が(今のところ)最適だったワケで。

ただ、彼らより長く人間やってて、(少なくとも現状では)彼らよりスキルと経験があるのは事実。
自分のやってる事がすべて正しいなんてとても言えないが、少なくとも彼らが(本当の意味で)
大人になるまでは、おかしいと思ったことにはモノ申すことが必要なのかな、と。
僕らもそうやって先輩に叩かれてきて今があるので。

ただ、少し残念だったのは彼らの根底に流れる負け犬根性。
自分の現状を直視せず、大学を言い訳にする悪い癖は健在。
そうやって現実逃避している間は何も変わらない。
それでもいいならそのままいけばいい、それもおまいらの人生。
ただ、少しでもイヤだと思うなら、今からでも全然遅くない。がんがれ!

とまあ、昭和的体育会手法ではありますが、こないな感じで頑張ってみようと思います(苦笑)。

# H先生、T先生ありがとうございました。また、よろしければご一緒に(笑)。

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