ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

ロードバランス用ツール

研究用(かつ、業務用の)備忘録。特にWebのロードバランス用ツール。

従来から Squid をリバースプロキシに応用してなんとなく実装出来てたけど、
さらにロードバランスに特化したものもあって便利な世の中に。
まずは、リバースプロキシベース。

Apache 2.2 から mod_proxy_balancer なるモジュールが実装された。
▽ Apache Module mod_proxy_balancer
http://httpd.apache.org/docs/2.2/en/mod/mod_proxy_balancer.html

▽ POUND - REVERSE-PROXY AND LOAD-BALANCER
http://www.apsis.ch/pound/

▽ Perlbal - Perl-based reverse proxy load balancer and web server
http://www.danga.com/perlbal/

HTTPじゃなくて、L4でロードバランスならこちら。

▽ The Linux Virtual Server Project
http://www.linuxvirtualserver.org/
IPVS(IP Virtual Server)の実装などなど。

▽ Keepalived
http://www.keepalived.org/
"health-check and Hot Standby protocol for LVS" とのこと。Failoverもばっちり。

で、前も書いたけど Ultra Monkey。
▽ Ultra Monkey
http://www.ultramonkey.org/

L7 なら "Layer 7 Extensions for Ultra Monkey"。
▽ Ultra Monkey L7
http://ultramonkey-l7.sourceforge.jp/index_en.html

ちなみに参考文献は以下の通り。多謝。<(_ _)>
 ・(ひ)メモ - そんなわきゃない>DNS RRはロードバランサの座を奪い返せるか
 ・DSAS開発者の部屋 - こんなに簡単! Linuxでロードバランサ (1)

って、さらに調べてると、DSR(Direct Server Return)なるテクニックがあるらしい。
ロードバランサーがコンテンツ中継するんじゃなくて、コンテンツ持ってるWebサーバが
直接コンテンツを返す。おー、目から鱗。

というか、常々思ってたのが、下手したらロードバランサーがボトルネックや単一障害点に
なるやん、という疑問。DSR運用だと、問題解決っぽい。

再び参考文献は以下の通り。多謝。<(_ _)>
 ・最速配信研究会 - ロードバランサの運用.DSRって知ってますか?
 ・(ひ)メモ - Linuxでiptablesを使ってDSRする

うーん、にしても、ロードバランス関係はLinuxが進んでるなぁ。
BSD派な私としては、ちと複雑・・・。

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