ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

ユーザー車検(検査編)

自賠責保険に加入し、車検準備が完了したので検査に行ってきた。

なお、車検予約は、電話をする1日後から7日後までの1週間分が予約可能。
自賠責保険は、軽自動車検査協会内でも加入できるようだ。
ちなみに車体や下回りの洗車は、朝早起きして近くのコイン洗車場で済ませた。

さて、まずは窓口に申請書類を提出しチェックを受ける。
このとき、点検整備記録簿は?と聞かれるが、堂々と「後整備です」と答えた。
本来なら12ヶ月点検や24ヶ月点検等の定期点検を実施した記録として、整備記録簿を
提示するのだろうが、この点検は車検後に実施しても構わないため、自信を持って
「後整備」と答える(苦笑)。

書類チェック完了後、別の窓口に行き、必要経費を支払う。
自動車重量税、手数料と今回はリサイクル料などを現金と印紙で支払い。
とはいえ、窓口に書類を一括して渡すと合計金額を言ってくれるので、
総額を現金でお支払い。印紙などは窓口の担当者が所定の場所に貼ってくれる。
これら事務手続きが済むと、いよいよ検査へ。

検査ラインの入口へ行くと、まずは同一性の確認。
ボンネットを開け、車台番号が実車のものと間違いないか、などを確認。


そして、いよいよ検査ラインへ入り、待機。
入場信号灯が「進入」になったら、白線に沿って「歩くくらいの速度」でまっすぐ進入する。
ちなみにこれが「サイドスリップ検査」らしい。

このとき、つなぎのお兄さん達がやっているように、窓から首を出して白線を見ながら
前に進めようとすると、検査官のおっちゃんに「前を見ろ」と怒られる。
そうかと思うと「右に寄りすぎ」とか怒られるので、やはりプロのお兄さん達のように
窓から首を出して、白線を見ながら車を進めるのが正解。

ちなみに、サイドスリップ検査中にホイルベースを測定しているようで、
マルチテスタに乗った時には、後輪側のテスタが自動的に動き位置決めをする。

ということで、マルチテスタへ。
ここで、スピードメーター、ヘッドライト、ブレーキの検査を実施。
前方の表示器に示される指示に従い、パッシングしたり、ライト付けたり、
ブレーキ踏んだり。

スピードメータ検査は、ギアをニュートラルにすると、ローラーが勝手に加速して、
車速を上げてくれる(自分でアクセルを踏むことはない)。
メーターが40km/hになった時点でパッシング(というか、ハイビーム点灯の勢い)。
難なく合格。

次は光軸検査。ヘッドライトをハイビームに点灯。検査機が勝手に移動して光軸を
検査する。これも難なく合格。

次はフート(フット)ブレーキ。表示器の指示に従ってブレーキ踏んだり離したり。
ブレーキ踏め、という指示にあわせて「ガツン」と踏んでいたのだが、
どうやら普通に「やさしく」踏めばよいみたい。これは3回目で合格(苦笑)。

そして、フットブレーキ検査とセットで駐車(サイド)ブレーキ。
これも指示にあわせてサイドブレーキを引いたり戻したり。これは難なく合格。

ここまでマルチテスタ上での検査。
ちなみに、検査官のおっちゃん付きっきり(苦笑)。
本来ならこういうサービスはなさそう。

そして車を進めて排ガス検査。横に置いてあるプローブを排気管に突っ込み
しばらく待つと検査結果が出る。記録器に検査票を入れて結果を記録。


そして車を進めて外観検査と下回り検査。
なんと、運転者乗ったままリフトアップ(苦笑)。

検査官の指示に従い、ハンドルを右に切ったり、左に切ったり。
ライトを点けたり、方向指示器、ハザードを点けたり消したり。
ホーンを「プップー」と鳴らして検査完了。
・・・と思ったら、検査官が「ウインドウォッシャー出して」と。

ところがこれが出ない(苦笑)。単純にウォッシャー液切れ。
急遽検査場脇の水道から水注入。


そして再検査、無事合格。新たな車検証と車検シールをゲット。


ちなみに所要時間は、事務手続きも含めて約40分。
検査官の指示通りやったダケだが、特段困ることもなく無事終了。
時間と手間を惜しまなければ、ユーザー車検おすすめ。

しかしながら、ライトや方向指示器、ナンバー灯など、すべての保安機器が
点灯、点滅するか自分で事前に簡単な確認、点検をしておくことは必要。
タイヤの残り溝の確認や、ウインドウォッシャー液が入っているかも(苦笑)。

あと、検査ラインの事前見学は必須。ラインに入れば何とかなる、というのでは、
検査官のおっちゃんに失礼だし、混雑しているときは大ひんしゅく。
やることの実際を自分の目で確認しておくことは、最低限のマナーと思われる。

なお、車検が通ったからと言って、その車が安全だという担保はない。
なので日常から点検整備に出し、車の状態を良好に保つことは必要だろう。
ディーラーや町の整備工場へ車検に出す意義は、車検という機会ごとに
必要な点検整備を確実に実施できる、という所にあるのかもしれない。
# でも、ディーラーの整備工賃って高いんだよねぇ・・・

ちなみに今回かかった経費は次の通り。

・自動車重量税 = 8,800円
・自賠責保険料(24ヶ月) = 24,880円
・手数料 = 1,400円
・継続検査申請書(OCRシート)購入 = 40円
・リサイクル料 = 7,810円(今回のみ)
合計 42,930円

リサイクル料は今回だけなので、通常なら35,120円
はっきりって、これは安い(笑)。もちろん法定費用だけだから。
車検後に点検整備だけどこかにお願いしたとしても、恐らく15,000円程度と思うので、
実質5万円くらいで車検実施が可能と思われる。

ちなみに、前回の車検で某ディーラーに支払っていた車検費用(法定費用込)は
値引きも含めてちょうど10万円。ユーザー車検+点検整備(別途)のほぼ2倍。

うーん、ちょうど一年後の通勤車(普通車)も頑張ってユーザー車検で通してみよう(笑)。

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