ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

哀悼

この時期到着するのは喪中はがき。
その中に見慣れない方からのモノが1枚。
よく文面を読むと、とある先生の奥様から。
某高専時代で卒論をご指導頂いた先生が亡くなられていた。
日付を見てみると、つい2週間程前。

確か、まだ60代後半だったと思う。
連絡のついた同窓生に話をすると、一様に驚いていた。

某高専卒業後、企業へ就職、そして転職を経て現職に至るのだが、
その節目には報告を兼ねて研究室へ遊びに行っていた。
学士号、修士号取得、そして博士号取得の見込みがついた時は
本当に喜んでいただいた。
# この時は既に先生とは専門が違っていたので、研究内容の説明をしても
# 「へー」という反応だったが。

実は、社会人生活数年目に「大学で再び勉強したい」との想いを相談した先生方の
うちの一人でもあった。

もちろん、大学入学から学位取得に至るまで直接お世話になったのは、
現在もお世話になっている恩師の先生方である。
だが、先生にはリアル学生時代でお世話になり、また、節目節目で現職への
精神的な後押しをして頂いた。

実は心残りなことがある。
それは、学位を取ってから先生に直接報告していなかったこと。
(昨年の)年賀状では、なんとか学位が取れ、とりあえず現職を得たことは報告
したが、出来ることなら学位記持参で直接報告したかった(泣)。
時既に遅しかもしれないが、近々に学位記を持って御霊前に報告したいと思う。

恩師(高専時代)のご遺徳を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

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