ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

営業活動で再認識

県内数ヶ所のお客様に営業活動へ.久々の営業.
お客様の反応はさておき,端的に思ったこと.

同じような内容を,複数の他社さんからもアピールされて,
ちょっと(かなり?)うんざりって感じなんだろうなぁ・・と.
こちらの立場としては,疎まれようとも営業しないといけないのだが.

現実問題として,ほんの少しの材料にイースト菌混ぜて,無理矢理膨張
させました的なプレゼンにならざるを得ないのだが,メレンゲ製の
サンタクロースやトナカイでいくら飾り立てようとも,味が良くなくちゃ
誰も買ってくれない.

つまり問われるのは当然ながら「質(実績)」.

理念や教育方針も必要だけど,それは最小限で十分.
それよりもどれだけの出口にどんだけ送り込んだか,定量的かつ簡潔に
まとめた「データ」が必要.

オブラートに包んだ曖昧なアピールを100個並べるより,
(例えば)学力低位の学生が頑張ってここに行きました的な
アピールの方がよほど効果があるんじゃないだろうか.
就職先もだけど,某国立大大学院に進学した学生も実在するワケだし.

同じような内容しか書いていない複数の案内冊子を持って行くより,
重点的にアピールする項目を絞り込み,かつ,定量的な分析結果を示し,
こんなん出ました,ってプレゼンテーションではあかんのか?
# うちはうちなりに頑張ってますってオチになるのだろうが・・・

結局,一番足りないのは「広報戦略」.
何をアピールし,何を理解してもらうべきなのか,そして,何が売りなのか,
論点を明確にすべき.つまり,論文書くのと方法論は同じ.
論点が曖昧なままどぶ板営業しても,こちらもお客様も時間と労力を
無駄に浪費しているように感じた.

営業に出て何が一番良かったかといえば,お客様の反応云々よりも
自らの弱点が明確になったこと.

恐らく思っていることはみんな同じなのだろうけど,言い出しっぺの法則が
適用されるから,結果的にkeep conceptになるのだろうな・・・

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