ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

トラブル,そしてトラブル・・・

今日は一日トラブルDay(泣).

台風一過の今日,何も無いことを祈りつつ出勤したのだが,
祈りは通じずトラブル.
とあるスイッチの電源モジュールが死んでた・・・

結果,通常はこういう状態のスイッチが,


こうなる.orz...


当然,通信は遮断されたまま・・・

まあ,こうなったら機器を交換するしかないw
保守契約先に症状を含め連絡すると,交換機材はあるが,作業員の方が
午後にならないと手配つかない,とのこと.

交換機材のデリバリーは午前中に可能とのことだったので,取り急ぎ
工場出荷状態の機材デリバリーを依頼.

その間,お亡くなりになった機材をラックから降ろし,バックアップしてあった
config流し込む準備を整え機材待ち.

で,機材到着後,マウントキット付け替え,config注入などのキッティングを
すませ,隣の先生のお手を拝借しつつラックへマウント.
これで午前終了(泣).

そして,昼食食べ終わったころに保守会社の作業員な方から連絡.
交換済みの機材を引き渡し,インシデント終了w

で,午後の講義を終え,非常勤の準備をしていると,再びネットワークが
断続的に落ちてみたり・・・
交換した機材も調子悪かったのか,とログを見るが,特に何もはき出されておらず.

「show int stats」なども投入して,インタフェイスに送受信されたパケット数を
ひらってみたが,全インタフェイスがtrunkなので,詳細分からず.
# VLANごとに見てみたりもしましたよw

ただ,全インタフェイスのステータスランプが点滅しまくってたので,こりゃ
broadcast stormか?とか,別の機材が死にかけか?とか,順場にインタフェイスを
落としてみて様子を見たが状況は一向に改善せず(泣).

非常勤の時間も迫っていたので,半ば諦めかけていたところで,思い立って,
とあるスイッチのインタフェイスを抜くと,floodが止まるw

で,その回線を辿っていくと,こんな状態になってた(泣).


バカL2の下にカスケードされてるバカL2のポート同士を直結されてた...orz

最近のバカL2スイッチは,Auto MDI/MDI-X機能付きなので,ストレートケーブル
1本で簡単にループが形成できる.
おまけにSTPなんて実装されていないので,簡単にstormが生成可能.orz...

実は以前も似たような経験をしたのだが,このときは一応,Catalyst直下のバカL2にて
ループを生成されていたので,CatalystのポートがLOOP_BACK_DETECTEDになり,
ネットワーク全体へ影響が波及することはなかった.

しかし,今回は建物全体のネットワークに負荷がかかってみたり(泣).

んー,やはり,storm-controlなど設定せねばなるまいか・・・

でも,基本はバカL2のカスケード接続は止めておいた方がよさそう.
Ciscoがベストというワケではないのだけど,次回導入時はバカL2カスケードは
やめておこう(泣).

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