ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

Sheepdog on Ubuntu Server 12.04 LTS(3)

ってことで,Sheepdog導入.
以前も似たようなことをしているけど.その時の様子はこちら

で,構築中の構成は引き続きこんな感じ.

192.168.1.0/24,および192.168.2.0/24セグメントは,Corosyncによるクラスタ管理(ノード構成,監視)に用いる.

ということで,クラスタ管理機構の構成は完了しているためSheepdog導入.これもaptで完了w
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install sheepdog


で,今回はsheepdog_0.2.3-0ubuntu2_amd64.debが導入され,パッケージ導入完了とともにsheepdogも起動w


CPG(Closed Process Group)見てみると,sheepdogグループが構成されていることがわかる.


で,分散ストレージのフォーマット.ついでにnode infoとnode listを取ってみた.


これで一応準備できたので,VDI(Virtual Disk Image)作成.確認のため,vdi listも取ってみた.


VDI分散状況を確認.ちゃんと3copy保持されている.


ちなみに作成したVDIを削除するにはこんな感じw


で,ここまでの状態で・・・


2系統で構成したクラスタノード監視セグメントの・・・


片方(192.168.1.0/24)を落としてみるw


あかんがな(苦笑).


Sheepdog側に何かオプションがあるのか,Corosync側でredundant構成に何か抜けてるのか,要調査です(泣).

【追記】(2012-05-09)
この「ring0」と「ring1」で冗長化できる,という理解自体がそもそもの間違いかも(泣).
これは,どうやら(ノード探索のための)Consistent Hash Ringを構成するためのもの.
1リングあたりのノード数が多くなる(16ノードくらい?)と探索性能が悪くなるため,
ノードを複数リングに分けるためのもの,って感じ.

分割した各リングから,親リング的なモノを作って,各リングを探索するみたいw
Consistent HashはDHT(Distributed Hash Table)みたいなものw
でも,このring使ってredundancy確保してる事例もあったりして,もう少し調査,学習が必要だw
【追記おわり】

あ,あと,別結論だけど,わざわざ/var/lib/sheepdog別パーティションにしなくても問題なしw

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