ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

ddrescue

とある事情でHDDを丸ごとバックアップする必要があり,ddを使おうと
思っていたのだが,不良セクタとかあったら処理が止まるので,イヤだなと.

で,調べてたら,あるもんですね.「GNU ddrescue」なるものがありました.
これは,不良セクタがあっても,とりあえずそこを飛ばしてI/Oを続けて
くれるらしい.

なので,部分的にファイルが欠損することはあっても,基本的に
パーティションごと,そのままコピーできてしまう.

で,さらに調べてみると,ddrescueが組み込まれているSystemRescueCDという
1CD Linuxがあったり.

ということで,「SystemRescueCD for x86 version 1.3.5」をCD-Rに焼いて,
SystemRescueCDからシステムブート.


fdisk -lで,認識されているHDDのデバイス名と,パーティションテーブルを確認.


コピー元の40GB HDD(/dev/sda),コピー先の160GB HDD(/dev/sdb)が
それぞれ認識されている.

でも,このfdisk,普通のMBR(Master Boot Record)なら大丈夫だろうけど,
GPT(GUID Partition Table)でも大丈夫なのか?ダメな気がする.

で,実行.ddrescue input_device output_deviceという感じ.
基本的にはddなので,input/output間違えると悲しい結果が待っているw


ちょっと遅いHDDだったので,スループットが15MB/sec.
40GBコピーするので,都合45分かかりましたよw

ま,エラーなくバックアップとれたので,よかったのですが.orz...

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