ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

DHCP


とあるセグメントで,突然ネットワーク利用ができないという障害が発生.
ipconfigでクライアントに付与されているIPアドレスを確認すると,
想定外のIPアドレス,デフォルトゲートウエイなどが付与されていた.

実はこのセグメント,DHCPで設定情報を管理している.
DHCPサーバからIPアドレス等を取得できないなら,169.254.0.0/16などの
リンクローカルアドレスが割り当てられる実装が多いのだが,
そういう状況でもなかったりした.
# ちなみに「169.254.0.0/16」はRFC3330に詳しい説明がある.

ちなみに,「ipconfig /renew」で設定情報を再取得すれば,正規の
IPアドレス等が得られる.

こりゃ,セグメント内に「ヤミDHCPサーバ」がいるな,と(泣).

で,ごにょごにょ調べて出てきたのが,これ.
どうも,L2スイッチ代わりに使っていたらしく.
ええ,当然DHCPサーバ機能が実装されているワケでw

まあ,そりゃ,その辺で売ってるバカスイッチと「見た目」変わらへんし,
値段も数千円ですけど,中身には「余計」なモノも付いているワケで.

繋がりゃええやん,ではなくて,自分が使っているモノがどういう機能
持ってるとか一応把握しておいてほしいんですけど,ま,面倒ですよね(泣).

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