ネットワーク管理者の憂鬱な日常

とある組織でネットワーク管理に携わる管理者の憂鬱な日常を書いてみたりするブログ

横浜紀行(IW2006)その1

毎年恒例のInternet Week参加。参加日程は開催期間と同じ4日間の予定。
で、今年もパシフィコ横浜で開催。


いつもどおりのタイトルにちょっと一安心(苦笑)。


今日はIP Meeting 2006へ参加。ことし一年ネット業界に起こったことを概観し、
これからの技術や問題の動向を見極めるにはちょうどいい。

丸一日通してのセッションなので内容は盛りだくさんだったが、印象に残ったのは以下の点。
・IPv4アドレスブロックのIANA在庫があと5年くらいで底をつく(RIRへの払い出し終了)
・インターネットの存在は既にコモディティ化した。あとはサービス勝負
・NGN(Next Generation Network)って、結局ATMが53バイト固定長セルじゃなく、
 可変長IPを通すようになったもの!?
・放送と通信の融合とか言ってるけど、既にIPTVは技術的にこなれている(問題はS務省)
・ポートブロッキングの「通信の秘密」侵害と正当業務行為(違法性阻却事由あり)

インターネットが仮想社会だけじゃなく、現実社会とリンクしている現状から、
単純に技術論だけではなく、場合により現行法に照らし合わせた対処が必要になりつつある。
やはり我々エンジニアも、少なくとも関連分野の法的素養を身につけなければ、
これからの業務遂行も困難となる時代がやってきたのだろう。

あとは、東大の江崎先生がオーストラリアからPOLYCOM使ってリアルタイム参加され、
それが全然タイムラグなしに、ほんとシームレスにパネルセッションに参加
されている現状を見るに、もう、こういう環境が当たり前なんだなぁ、と。

で、恒例のみなとみらい夜景。
これはクイーンズスクエアにあるクリスマスツリー。毎年あるなぁ。


これはおなじみ観覧車。きれいだなぁ。



で、これもおなじみ日本丸のライトアップ。


で、夕食はJR桜木町近くの王将で餃子定食。

地元の王将とは違い、餃子焼きたて。やっぱりこうじゃければ(笑)。

こうして初日はつつがなく終わっていくのであった。

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