シンガポールでプリペイドSIMを購入してみた(2016年9月版)
シンガポールで現地通信手段確保のために、プリペイドSIMを購入してみたという話。今回、チャンギ国際空港のTerminal 1に到着したのだが、到着ロビーに出て(ターミナルの)中央を目指して歩いて行くと、こんなカウンターが発見できる。
で、Prepaid Cardsと書かれているカウンターではなく、Travelexで購入したのは、Singtelの「hi! Tourist SIM」というもの。15.00SGDで4GB分のデータ通信を5日間使用可能。3-in-1 SIMなので、nanoSIMも(当然)対応可能。
ちなみに、hi! Tourist SIMの種類はこんな感じ。15.00SGDで4GB分のデータ通信、国内通話500分、国際通話30分が可能なもの(今回購入したもの)と、30.00SGDでデータ通信14GB分、国内通話無制限、国際通話90分を10日間使用可能なものの2種類販売されている。
電話番号は渡されたパッケージに記載されている。
あと、説明書は渡されたパッケージに同梱されている。
APN(Access Point Name)に関する情報は、説明書中の「インターネットアクセスの問題ですか?(Problem with Internet Access?)」で説明されている。
なお説明書中に、より詳しい料金とサービス内容の説明もあった。
で、SIMを切り離して、持参していた端末に挿入。端末の電源を投入して1分も待てば、こんなSMSが送られてくる。ちなみに、端末はSONY Xperia Z5 Compact。当然SIMロックフリー版。
説明書にも記載されていたとおり、APN(Access Point Name)はhicardと設定。ユーザー名、パスワードなどは設定不要。
ZIP SIMの時とは違い、回線もきちんとLTEをつかんでいた。ちなみに、ZIP SIMアクティベーション時のお話はこちら。
ということで、無事にLTE回線で開通。
【9月24日追記】
帰国後、hi! Tourist SIMを入れたまま端末を立ち上げると、ローミング表示が。接続されているキャリアを確認したら、SoftBankの3G回線だった。
試しに発信してみると「こちらはソフトバンクです。現在この電話からはご利用できません。」というアナウンスが流れて、接続を切られてしまう。ただ、電波は掴んでいるし(キャリア側で制限されるにせよ)発信は可能。シンガポール出国前にSingtelのWebサイトあたりで国際ローミング設定をしておけば、期限いっぱいまで利用できたかもしれない(苦笑)。
【参考:その他のプリペイドSIM】
現地移動手段確保のために、Singapole Tourist Passを購入したのだが、このとき一緒にもらったパンフレットに、こんな広告が掲載されていた。
4GBでさえ使い切れないのに100GBもどうするんだろ、とは思うが、セブンイレブンで購入できるのはアドバンテージになりそうだ。ただ、セブンイレブン自体が簡単に見つからなかったのが気になるところ(苦笑)。