ニューヨークでT-Mobile Tourist Planを購入し使ってみた(2017年6月版)
タイトル通り、ニューヨーク、アメリカ合衆国でT-Mobileツーリストプランを購入し、使ってみたという話。
実は、事前に調達していたZIP SIMがアクティベート出来ず、急遽近くのT-Mobile storeで購入。ZIP SIMのアクティベーションが出来なかった顛末はこちらをどうぞ。
さて、今回の滞在先は幸いにも大都市だったため、徒歩圏内にT-Mobileのショップが多数存在している状況だった。で、今回行ったのはこちら。
店員さんに「T-MobileツーリストSIM欲しいんですけど」と訊くと、出てきたのがこれ。普通のSIMキット(苦笑)。まあ、契約だけの話だし。
裏面はこんな感じ。
購入時点では、USD30.00+税の合計USD32.66。これで、21日間で2GBデータ通信(4G LTE)と1000分の国内通話が可能。サービス内容の詳細はこちらをどうぞ。
https://prepaid-phones.t-mobile.com/prepaid-international-tourist-plan
ちなみに、購入時にパスポート提示を求められることもなかった。
購入代金の決済後、店員さんに「アクティベート必要?」と聞くと「SIM挿せばいいだけだ」と言われたので、それを信じることに。何かあれば、再度ショップに駆け込めばいい話なので(苦笑)。
そんなこんなで、スマートフォンにSIMを挿入して電源投入。ちなみに、今回使用した端末はSONY Xperia X Compact F5321。当然、SIMロックフリー。
SIMを実装して電源を入れると、即座にLTEが使用可能な状態に。
程なく、SMSが着信。
プリセットされていたのか、こんな感じのAPNが自動設定された。ちなみに、APNはfast.t-mobile.com。ユーザー名、パスワードなどは無し。
バンドもちゃんとLTEを掴んでいるようで、何も問題なし。
なお、仕事で日本に連絡するときは050plusを使っているのだが、こちらを使っての発呼が出来ず。SIPが切られているのか、端末側の問題なのかは不明。
まあ、テザリングで別のスマートフォンをぶら下げて、そちらから発信すれば問題なく発信できたのだけど(苦笑)。
【2017年6月7日追記】
帰国後、同一端末で050plusのテストコールを実行してみたら、問題なくテストコールが実現できた。ということで、T-Mobile Tourist Planで050plusが使用できない原因は、T-Mobile側の制限であることがほぼ確定。そりゃ、国際電話をIPでやられたら収入源が減るので、わからないでもない。
SIPのINVITEのみ制御されているとすれば、テザリング配下の端末からの発呼も制限されることになるだろうし、どうやって制限しているのだろう。